第1回 デジタル写真の基礎知識(解像度など)

《imagenavi》で販売しているデジタル写真には、例えば「2950×2094 pixel (350dpi 出力時 21.4cm×15.2cm)」などといった記述があります。ここでは、それらをわかりやすく解説するともに、デジタル写真の基礎知識をご案内いたします。


ピクセル数とは

パソコンの画面や、デジタル写真は、小さな四角形の集まりで構成されています。この一つ一つの四角のことをピクセル(pixel)といいます。

例えば、上記写真のピクセル数「4156×2950」というのは、横に4156個、縦に2950個のピクセルが碁盤の目に並んでいる大きさのことをいいます。
このピクセル一つ一つに1色の色がついており、その組み合わせで画像の形などを表現しています。

この場合、4156×2950=12,260,200ですので、約1,226万個のピクセルでこの写真は構成されている、ということになります。
ピクセルは画素とも呼ばれますので、約1,226万画素とも表現できます。この単位はデジタルカメラでよく見られますね。

デジタル写真の解像度

解像度の単位をdpi(Dot Per Inchの略)といいます。1インチ(約2.54cm)の幅にドット(ピクセルとほぼ同義)がいくつならんでいるかという値で解像度は表されます。

おなじ紙のサイズで出力した場合、72dpiの解像度よりも、1インチあたりのドット数が多い(=ドットが小さくて密度が濃い)350dpiのほうががきれいな写真ということになります。

印刷用の出力サイズ

では、4156×2950ピクセルの写真では、どれくらいの出力サイズが得られるのでしょうか?

4156×2950ピクセルの写真を350dpiで出力した場合、

1インチ当たり350ピクセルですので、

長辺:4156ピクセル÷350×2.54cm(1インチ)≒30.2cm
短辺:2950ピクセル÷350×2.54cm(1インチ)≒21.4cm

となり、A4程度の大きさです。

モニタ上のサイズ
パソコンでの解像度はWindowsが96dpiMacintoshが72dpiと固定されています。

画面上では、ピクセル数が同じなら、72dpiでも350dpiでも同じ画質で同じ大きさに見えます。現在、一般的なモニタ画面は、1024×768、1280×1024ピクセルの解像度が主流ですので、Webページの制作などでは、「1000×710 pixel(Web用)」などと表示されている写真があればほとんどの場合、十分ということになります。

また、Photoshopなどのソフトウェアでは、出力サイズが違うことが確認できます。

ファイル形式とファイルサイズについて

《imagenavi》で扱っている写真の大部分はJPEG(ジェーペグ)形式です。

JPEGとは、デジタル写真を圧縮し、ファイルサイズを小さくしたファイル形式です。

販売している写真には、「70MBの写真」などと表現されているものがありますが、これは実際のファイルサイズではありません。
仮に圧縮しないTIFFやBMP形式で保存した場合にはファイルサイズが70MBになる、という意味です。

これは、展開サイズとも呼ばれ、JPEG形式のファイルをPhotoshopで開いたときには、ウィンドウ左下に表示されます。例えば、横5870×縦4167ピクセルの写真の展開ファイルサイズは、5870×4167で、さらに3倍することで算出できます。

この"3倍"は、一つのピクセルが、フルカラーの場合RGB(赤・緑・青)の3色で表され、情報量が3倍になるためです。

5870×4167×3=73,380,870(バイト)

単位をメガバイトに直す場合、1KB=1024B、 1MB=1024KB なので、

73,380,870÷1024÷1024=69.9814510345458984375(約70メガバイト)

となります。このため、「70MBの写真」と呼ばれます。

※Adobe Photoshopは、Adobe社の登録商標です。
第2回 デジタル写真のカラーマネージメント